24号車の制作のきっかけに関しては、フェザーライト社製１号車である、３５号車を近藤監督が見られて興味を示されて、輸送を含め依頼を受けました。

24号車に関しては、チームファクトリー⇒各サーキット間は車両含め荷物を輸送出来る事。
各サーキットではエンジニア等が気持ち良く作業ができるスペースの確保。
監督からの要望は、車体後部入口の自動ドア化。

4号車に関しては、車両アクスルの見直しにより、車両内高の見直し、ファクトリー⇒サーキット間の荷物の輸送し、サーキットではエンジニア等の作業スペースを確保するにあたり、テーブルなどの設置方法、後部自動ドア化にあたり荷物積み込み時の間口確保方法。（自動ドアの開放間口では荷物が車両内に入れづらい為。）

　フェザーライト社製１号車のリアゲートでは、ＧＴ５００車両が載せられないため、ゲートプレートの仕様変更。前方、監督部屋の張り出し。（当時は他に事例が無かった為、使用にあたり不具合の割出し、張出量の割出し等。）一番の苦労点は、日本国内における申請登録を自身で行ったため、分からない事が多く苦労しました。

24号車に関しては、横浜陸運事務所へも自身で運転して持込み、予備検査を一人で受けなければいけない状況でもあった為、大変でした。

制作期間は、依頼を受けてから日本国内到着し、使用開始迄で、約10か月程度。